マウスを使って円盤を投げる、『mogler』シリーズ第2弾
『FLIXX』は、同じmetys氏制作のゲーム『mogler』のキャラクターが登場する、moglerシリーズの第2弾である。
円盤を飛ばしてmoglerに当てるというシンプル極まりないルールだが、この操作方法が独特。マウスをツゥーッと滑らせるように動かして円盤を飛ばすのである。円盤の飛んでいく勢いは、マウスを動かす速さに比例する(上限はあるが)。飛んでいく方向、勢いをマウスで調整しつつ円盤を飛ばし、見事moglerに命中させれば次の面に進むことができる。手持ちの円盤がなくなるとゲームオーバーだ。
様々な障害物を乗り越えて円盤を命中させる快感
各ステージは8面用意されており、ステージ3の第8面をクリアーすればエンディングとなる。コンティニューできる回数も多いし、頑張れば誰でもエンディングを迎えられる難易度だが、なるべくミスをせず、コンティニューも使わないほうが高い点数を獲得できる。一度エンディングを迎えても、より高いスコアを目指して何度もプレイしてしまう中毒性を持ったゲームである。
面が進むと、ブロックや動く板などが円盤の進路を邪魔するので、障害物にぶつかった時の跳ね返りを予測しながら円盤を投げなければならない。さらに的であるmogler自体が動いたりもする。そういった複雑な要素が絡み合った面をクリアーするのは一筋縄では行かないが、様々な部分を推理して発射させた円盤が、見事moglerに命中したときの喜びは筆舌に尽くしがたい。
散々悩んでうまくいかなかったのに、時には適当に円盤を放って命中してしまったりもするが、運で勝負できるのもまたこのゲームの面白さであり、プレイヤーの間口を広げている。
シンプルな内容だが、オリジナリティーの高さは群を抜く
簡単なルールと操作方法で、「気軽に遊べて飽きのこない」見本のようなゲームであるが、ノホホンとした雰囲気に隠された「オリジナリティーの高さ」も忘れてはならない。マウスを使った不思議な操作感はこのゲーム独特のもの。この単純作業の気持ちよさは、例えるなら気泡緩衝材のエアクッションを潰し続ける行為に通じるものがあるかもしれない。気がついたら、つい麻薬的に何度もプレイを続けている自分がいるのだ。
斬新な内容に、斬新な操作方法を組み合わせてこのようなゲームを作り上げたmetys氏の発想力に脱帽である。
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コメント(4)
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- KIO:2009年2月13日 22:00
小さい頃、FLIXX大好きで毎日やってました^o^
今はもうできないけど、Windowsでもできたらいいなと思います^-^
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- つもたろう:2009年4月 9日 22:17
これとPOYが一番好きでした
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- uki2:2011年11月13日 17:52
FLIXXは、手軽に出来るのが魅力だった。
BGMも、ゲーム内容にピッタリ!!
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- ナチル:2013年10月12日 13:42
このシュールな音楽、たまらないっすw