当時のネットワーカーなら誰もが夢中になった、Bio_100%の代名詞的作品
公開から15年以上が経過した今も名作として語り継がれる、Bio_100%の代名詞とも言うべきシューティングゲーム。
しっかりと作り込まれた秀作として名高く、1992年にはフリーソフトウェア大賞のアミューズメント部門を受賞するほどの完成度の高さを誇っている。
プレイヤーは戦艦ヤマ卜(やまぼく)を操り、外宇宙からの攻撃で壊滅状態に陥ってしまった地球に代わる、第2の故郷を求めて旅に出ることになる。海、空、宇宙という3種類のフィールドで構成された全12ステージを戦い抜いて、感動のエンディングを目指すことが目的だ。
人類の命運を背負い、戦艦ヤマ卜(やまぼく)が海を、空を、宇宙を駆ける!
雑誌やサイト上で見かける『SuperDepth』の画面写真は、最初のステージとなる海のフィールドのものが多く、この作品を知らない人は「海上から爆雷を落とすゲームか」と早とちりしてしまうかもしれない。それはもちろん間違いではないのだが、海上から爆雷を落とすだけのゲームではないということを、声を大にして言っておかねばならない。戦艦ヤマ卜(やまぼく)が、海に、空に、宇宙にと大暴れするところが、この作品の最大の魅力なのだ。
海のフィールドでは海中を行き交う敵に目がけて爆雷をバラまき、空のフィールドでは空中に飛び交う敵を海上から迎撃。
そして宇宙のフィールドでは、慣性の働く空間で縦横無尽の撃ち合いを繰り広げ、それを超えるとボスステージへ......。
海と空までならまだ理解の範疇であるものの、そのまま宇宙まで飛び立ってしまうヤマ卜(やまぼく)のポテンシャルには当時のユーザーたちも度肝を抜かされたものである。だがこのトンデモ設定があったからこそ、『SuperDepth』という作品はプレイした者の心に深く刻み込まれたともいえるだろう。
戦艦が海上で戦うだけではあまりにも普通すぎるが、その常識を超越したゲームデザインセンスにはまったく脱帽させられる。
巧みなゲームバランスがあってこそ、生み出される面白さ
戦闘中に特定の敵を倒すとパワーアップアイテムが出現し、それを入手すると戦艦ヤマ卜(やまぼく)の戦闘性能が向上していく仕組みになっている。それはつまり、スピードやショットが強化されればされるほど戦いやすくなる......、と考えるのが普通なのだが、『SuperDepth』ではそう単純にはいかない。
戦艦が強くなればなるだけ、敵の攻撃もその分熾烈になってしまうのだ。素の状態とフルパワーアップの状態では天と地ほどにゲームバランスが変わってくるため、時にフルパワーアップのアイテムが出現しても、取らずにグッとこらえたほうが楽に戦える場合もある。逆に何も考えずに取ってしまうと、次の瞬間には敵弾の嵐で葬り去られていたりするので、力がすべての単純なシューティングとは思わないほうがよい。
だがこのオートバランスシステムのおかげで、パワーアップカプセルを取るべきか否かという戦略的な駆け引きが生まれ、程よい難易度でプレイしたい人はカプセル入手を控えめに。矢でも鉄砲でも持ってこい!というような人はフルパワーアップでガンガン攻め続けるというように、プレイヤーが戦い方を選択することができる。なおかつ常に手応えのある状態でのプレイが続くため、難易度が極端に下がるようなことがなく、プレイしていて飽きが来ないという特徴にも結びついている。見た目のインパクトのみならず、このようにゲームとしてもしっかりと設計されている点が、当時絶大な人気を集めた要因でもあるだろう。
BEEP音でもゲームを盛り上げてくれる、素晴らしいBGM
『SuperDepth』のBGMは、すべてBEEP音で作られている。BEEP音は基本的に短音の矩形波であり、起動音やエラー音に使われることはあってもBGMには不向きと言わざるを得ないのだが、当時のPC-9801シリーズはFM音源機能が標準搭載されていなかったため、あえてBEEP音を用いることが選択されている。とはいえ単調な電子音がゲーム中に鳴り響くわけではなく、しっかりと場面場面に合わせたBGMが奏でられており、逆にBEEP音でもここまでのものが作れるのか、と驚きさえ与えてくれた。
当然ながらFM音源やMIDI音源のほうが遙かに豪華なサウンドを奏でられるわけだが、時代背景を鑑みながら『SuperDepth』のBGMに耳を傾けてみるというのも、当時からのゲーマーのみに与えられた楽しみではないだろうか。
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コメント(10)
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- 曙:2008年10月12日 19:16
「super depth for win」配信中止になりましたか?できれば再配信お願いします!!
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- leon:2008年12月28日 23:25
もう、最高です!!!! これほど飽きないゲームはないほどです!! 2歳から、MS-DOSに触れさせてもらい、ゲームをしたのですが、一番最初に手に付けたのがこのゲームでした。 最初は、1面のボスに行くのも、すごく大変でしたが、今では、全クリも成し遂げました。 それからMS-DOSが動かなくなり、9年間も待ち続けて、やっと「蘇るPC981伝説」というアスキーさんの本を見つけ、することができました。
9年間このゲームを忘れたことなどありませんでした。
このゲームの何が最高かというと、全てです。 音楽も最高です。すべて、BEEP音でできているということもすごいです。 とにかくすべてが最高のゲームです。
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- climber's:2009年3月20日 20:28
Windows版を出して欲しい!
開発途中のものをダウンロードしましたが、解凍できません!
やはりSuperDepthが最高です。
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- dai:2009年4月29日 21:35
小学2年の時よくやっていました。
実はステージ11から先に行ってなかったので
8年ぶりにやってみたいです。
再配信お願いします。m(ーAー)m
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- ファミコン現役:2009年8月19日 19:33
SuperDepth のファイル+98エミュでもいいからWindowsで動かせるのが欲しい
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- wyvern:2009年8月28日 19:35
このゲームはPC-486GRSuperで遊びました。
最初は「昔ゲームセンターにあった、潜望鏡をのぞいて遊ぶ地味なゲーム似ているなぁ」という印象しかなく、片手操作でまったりゲーム進めてました。
しかし、ステージをクリアするとそのイメージは一掃され、海から空、最終的には宇宙に進出し、気づいたらキーボードを「バンバン」両手で叩きながらゲームを楽しんでいました。BEEP音のBGMも印象的で今でも耳に残っています。ストーリーで「 西暦2011年。比類なき外宇宙からの攻撃により、人類は死滅した。」とあるんですが、なーんか地デジ化と重なってますよね、しかももうすぐ(笑)たのしみです。
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- 通りすがり:2009年9月20日 20:27
>ファミコン現役さん
GR-DOSとBIOSのいらないエミュレーターを使えば無料でできますよ。
neko project2あたりがおすすめです。
super depth等は今もvectorで配信されてますし、
最新のwinマシンでbio100%の作品が楽しめます。
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- tony:2009年12月21日 08:32
love this game!
bio_100% FTW!!!
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- 仝气洒鬯鬲:2010年1月22日 22:50
このゲームを始めて知ったのは小3のときです。
当時、パソコン使ってゲームをする授業が小学校のときありまあいた!このゲームをやってみたら一発でハマりました。当時は、まだPC98があったからできました。
小5のとき、近代化と伴いPC98とはおさらばになってしまいました。
そのときは、運良く家に98があったので、インターネットからSuper Depthをダウンロードしてできました。今は、高校生ですが、このゲーム、またやってみたいです。
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- こうた:2010年4月25日 17:32
現小6です。
この間
「ニコニコ動画が未来をつくる」
という本を見てこのゲームを知りました。
一度やってみたいです。
windows版がほしいです。












